歴史の証人
あけましておめでとうございます。
sktrです。
2013年も張り切ってブログの執筆に勤しみたいと思います。
目指すは袋井No.1ブロガー(笑)
さて、2012年の弊社のブログを読み返してみると新鋭機械のご紹介が多かったように思います。
今回は、西山グループの原点について少し触れてみたいと思います。
「巧の技術」とでも言いましょうか。
ある社長さんが私に言いました。
「板金職人さんのハンマーには魂が宿っている。ハンマー自身が意思を持つかのように、同じハンマーでも扱う人によって働きが全然違う。ハンマーも扱う人を選んでいるんだよ。だから職人は自分専用のハンマーを持っている。共用することはない」と。
これを聞いた時に若輩者の私にははあまりピンとこなかったのが正直な所でした。
しかし、社に戻り、その社長さんから伺ったお話をすると西山グループの寡黙な男達が語りだしました。
「人のハンマーは使えない。むしろ使う事ができない。その社長さんの仰っている通りだ」
弊社で使う板金ハンマーはそれぞれ10年以上使われています。
長い年月、毎日使う事で各々職人専用のハンマーへとゆっくりと形を変えていきます。
そしてそこには魂が宿るのです。そんなソウルフルハンマーたちをご紹介します。
どれも15年以上の選手達です。
昔は材料さえあれば、ハンマーと叩き金で色々な形状を作っていました。
中にはオートバイのタンク等も作っていたことに改めて驚かされます。
実はこのハンマーたち当時の特注品なんですって!
西山グループ巧の道具の一部をご紹介させて頂きました。
2013年もハイテクと巧の技術の融合でどんどん前進して参ります。
皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します。